PCを使う時、絶対必要なのがポインティングデバイスですね。「マウスカーソル」を動かすためのアレです。「トラック・パッド」や一部の機種(ThinkPad等)で人気の「トラック・ポイント」なんていうのもありますが、ほとんどの人は「マウス」を使っているのではないでしょうか?(統計的な根拠はありませんが)
トラック・ボール
私は、根っからの”マウス派”でしたが、この度、ふとしたきっかけで「トラック・ボール」を使うことになりました。
写真は使う向きが逆ですが、こんなやつです。マウスのようにコレ自体を動かすことがないため、手首を動かす必要がありません。省スペースで作業できるし、なんだか作業効率も向上しそうな予感がします(笑)
使い心地は…
マウスを使い慣れていると、最初は違和感がありますね。マウスはそれ自体を動かしますが、トラック・ボールは代わりにボールをクルクル動かすわけです。慣れてくると、精密な動きもできるようになります。手首を移動させなくても良いのは、肩も腕も疲れにくいし、なかなか快適です。
今回入手したのは、ロジクールの「ERGO M575」という製品です。思ったより大柄で重く、ボールの動きも重厚です。しかし、ずっしりとした安定感が返って使いやすいと感じました。
お値段は6,000〜7,000円ぐらいで販売されています。
このモデル、10年振りのアップデートの最新モデルです。スクロールホイール(ぐるぐる回すダイヤル状の部分)は新たに傾斜角度が付いたモノで、指がより自然で快適な位置にフィットするということです(^^)
このトラック・ボールですが、親指で「ボール」を動かしてポインター(矢印アイコン)を動かします。マウスの操作に慣れていると、最初のうちは思った位置にポインターを移動させるのがうまくいきません。それでもあきらめずに使い続けていると、だんだん快適になってくるのです。
何と言っても、手首の位置を動かさずにポインターを自由自在に移動させることができるのはとても楽ちんなのです。
一度使ってみてはいかがでしょうか?
ポインティングデバイスあれこれ
今回はトラック・ボールを紹介しましたが、ポインティングデバイスには他にもいろんな種類があります。
マウスです。
最もポピュラーなデバイスですね。マウスの利点は、何と言っても手の動きに合わせて直観的に操作できることでしょう。クリックやドラッグもしやすいです。特にマウスボタンを押しながら”対象物”を掴んで移動させる「ドラッグ」はやりやすいと思います。
欠点は操作するための”スペース”をある程度確保する必要があること、それから手首の動きに連動してマウスカーソルが動くため、長時間の操作では腕が疲れることです。
こちらは、タッチパッドです。ノートパソコンに標準的に装備されていることが多いですね。マウスを外付けしなくても良いので、モバイル利用には向いています。電車での移動中など小さなテーブルの上や膝の上にPCを載せて使う時などマウスを操作する場所が無い時に便利です。
欠点はある程度慣れないとマウスカーソルの移動が思った通りに行かないこと、左右のクリックボタンの操作に特徴があって、こちらも思い通りに行かないことですね。
これならネコでも使えそう(笑)
これは、トラック・ポイントです。一部のノートPCに装備されています。キーボードのホームポジションに指を置いて、人差し指などで操作します。正確なポインティングができます。写真は私が所有するPCの「ThinkPad」のものです。クリックボタンも独立しており、とても便利ですが指が痛くなるのが玉にキズです(笑)
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