一時期はパソコンの自作も流行っていましたが、最近はどうなんでしょう。そもそもスマホの普及で、パソコン使う人そのものも減っているんでしょうかね。
ちなみに自宅にあるノートPC以外のパソコンは自作です。
まぁ、何台も必要ないのですが…。
バラバラに入手したこだわりのパーツを組み立てて、ちゃんと動いたという”ヨロコビ”にすっかいりハマってしまい、一時期には置き場所に困るほど…(^^;
パソコンの自作
現在主流のWindows PCのハードウェアは規格が統一されています。OSの「Windows」 は有償(数万円と少々値がはります)ですが、無償で公開・配布されている「Linux」というものも使えます。
PCの本体であるマザーボートと呼ばれる基板はネジ穴の位置まで決まっているので、パソコンの心臓部であるCPUの他、ケース、電源、メモリー、ハードディスクなど各部品メーカーで製造されているパーツを集めて組み立てることで1台のパソコンを組み立てることができます。
特殊な技術などは全然必要無いので、慣れれば誰でもパソコンが作れちゃいます。予算と照らし合わせながら自分で部品を選び、それを組み合わせて出来上がったパソコンが正常に動作するとテンションが上がります(^^)/
インテル製のベアボーキットをチョイス
予算や置き場所の問題もあり、最近密かにブームになっているという”ミニPC”を組み立てることにしました。部品もネットで簡単に入手できました。
組み立てるといっても、今回選んだのは”ベアボーン・キット”と呼ばれるものです。ケースの中にCPUが乗った基板が既に組み込まれていて、これにメモリとディスクを取り付けて、OSをインストールすれば出来上がりという簡易なものです。
この手のカテゴリーでは「中華製」の安いモノが多数出回っていますが、今回はIntel純正の”Mini PC Kit”「INTEL NUC」シリーズからチョイスしました。あの「インテル、入ってる」のインテル製です(笑)
ちなみに、インテルは小型PC「NUC(Next Unit of Computing)の事業から撤退し、台湾のPCメーカー「ASUS」に事業を譲渡するそうです。
ミニPCの組み立て
今回組み立てたのはIntelのNUCシリーズのうち比較的リーズナブルな「NUC7PJYH」というモデルです。
CPUはPentium Silverという下から2~3番目に廉価なモデルですが、クワッドコア(quad-core)といってパソコンの心臓部であるCPUが4つの中央処理ユニットで構成されていて、HDMI端子(テレビについているビデオ入力)が2つあって2台のモニタにつなげられたり、ギガビットの有線LAN端子や無線LAN/Bluetooth、4つのUSB端子、SDカードスロットが内蔵されるなど、そこそこ使えそうなPCです。
4本のネジを外して裏ブタを開け、ノートPC用の8GBのメモリ1枚をマザーボードのメモリスロットに、2.5インチのドライブベイに250GBのSSD(Solid State Drive(ソリッドステートドライブ))を差し込んでフタを再び閉めてネジ止めすれば完成です。5分もかかりません。
あとは、OS(Windows10やLinux)をインストールして、ディスプレイ、キーボード、マウスをつなげれば、ミニミニパソコンの出来上がりです(^^)/
タテヨコ11cmちょっとの手のひらサイズ、小さいです。
本体をひっくり返して裏ブタを開け、メモリ(一部が青いラベルのもの)をマザーボードのスロットに差し、ドライブベイ(フタ側にくっついている銀色の箱様のもの)にSSDを取り付ければ完成です。
今回はOSについて詳述していませんが、「Windows」は高価なので、残念ながら自作PCとしてのメリット(コストパフォーマンス)は低くなってしまいます。
おすすめは「Linux」。様々な種類のディストリビューション(配布パッケージ)が公開されています。Windowsそっくりの外観を持ったものもあります。Officeソフトも無償のものが用意されており、実用上もWindowsと遜色ありません。また、別の記事で触れたいと思います。
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