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自動調理器を試す

食材 お買い物その他
まー
まー

食事に関わるコストパフォーマンスを改善するためには、
自炊をすることがベストだと思います。

しかし、料理のスキルは一朝一夕では身につきませんよね。
それを助けてくれる自動調理器を試してみました。

毎日の食生活も油断すると高コスト体質に

消費税が10%になってから特にそうですが、買い物にかかるコストがずいぶん増えたなぁという感じの今日この頃です(^^;

特にコンビニとい場所は”魔物”が住んでいるようですね。食品はイートインしなければ税率8%とは言え、気が付くとけっこうなお値段になったりします。

例えば、「面倒くさいから今夜はコンビニ弁当にしよう」と思っても、夕食に耐えうる商品を1食500円以内で見つけるのは困難です。

しかし、お弁当1つだけでは物足りない。野菜が不足するからと、サラダや野菜スティックなどを追加すると、これに300円前後かかるし、飲み物も必要だとお茶のペットボトルやチルドコーヒーなども買ってしまうと、1食分軽く千円以上になってしまうでしょう。

ちょっと油断していると、食費が生活を圧迫するというような事態に陥ってしまうのです(^^;

その辺の抜本的な改善を行うには、家でちゃんと料理をすることなのです。
これは当たり前のことです。しかし、料理なんかしたことないし、今から覚えるのは面倒くさい。

ここで大概の料理しない男性には思いつきがちなのですが、ポンっと膝を叩いて、「自動調理器」があるじゃないか。とそういうことになるのです。冷静に考えると非常に浅はかな考えだと思います。主婦の皆さんには鼻で笑われそうですが…。

しかし、テレビ番組で紹介されたり、メーカーの公式Webサイトを覗いたりしているうちに、「これはもしかしたら、食生活や食費にかかる問題を解決してくれるかもしれない。」と思うようになりました。それどころか、日がたつうちにますます画期的に思えてきたのです。

そして、勇躍して購入したのが「自動調理器」です。材料を切って、調味料と共に調理鍋に放り込みあとはスイッチポンで出来上がり、というのが宣伝文句でもあり、私の認識でした。

自動調理器とは

「自動調理器」とは、その名のごとく自動で調理をしてくれる機器です。
「自動電気調理鍋」とか「ほったらかし鍋」なんて呼び方もされているようです。

材料を切ったり刻んだりといった「下ごしらえ」は使う人が自分で行う必要がありますが、指定されたレシピの通り、下ごしらえした材料と調味料をなどを全て自動調理器の鍋に入れて、レシピのコードを入力すれば、あとはもうスタートボタンを押すだけで調理をしてくれます。

なんと言っても自動調理器の便利なところは、料理に関するいろいろな手間をざっくり軽減してくれるところです。加熱や混ぜ合わせなどの調整も調理器が自動で行ってくれるため、材料が焦げ付いたり、生煮え・生焼けになったりすることもありません。

料理が全くできない人でもまともな料理を作れるようになるし、料理が得意な人にとっても調理の一部をキカイに任せて、その他の品を平行して調理できたりするので、その恩恵に預かることができると思います。

自動調理器は各メーカーから様々な種類のモデルが発売されていますが、価格もリーズナブルで使い方も簡単そうなアイリスオーヤマ製の「自動かくはんしき調理器」を入手したので、ご紹介します。 

アイリスオーヤマ製「自動かくはん式調理器」を選択

私が選んだのはアイリスオーヤマ製の自動かくはん式調理器「DAC-IA2」です。
パナソニックやシャープなどからももっと人気のある製品が発売されていますが、実売価格や容量、使いやすさを自分なりに検討してこの機種としました。

ある日、Amazonでこの機種を調べてみると、なんと32%引きの大盤振る舞い。念のため他のショッピングサイトと比較してもかなり安い水準であることがわかりました。

普通なら何か裏があるんじゃないかとか勘ぐるところですが、天下のAmazonさんのことです。信用します。売れる商品とわかって大量に仕入れたのか、あるいはたくさんの在庫を抱えて投げ売りに走ったのか、その辺のことは私にはわからないし関係ないとばかりにポチリと購入に至ったのいうわけです。

Amazonさんの迅速な配送により、注文の翌日には配送されましたが、この日が月曜日だったため、箱も開けずに放置され、週末の土曜日になって開梱、使用するという段取りとなりました。

さっそく自動調理器を試す

同梱されていたレシピ本によると、実に様々な調理が可能であることがわかりましたが、最初の調理は私でも一応内容を知っている「カレー」で挑戦してみることにしました。

まず、レシピ本どおりに材料の買い物に向かいます(これが一番面倒)。そして、最初の問題。レシピ本どおりの食材(肉の種類など)が見つからなかったり、ちょうど良い分量の食材が売っていなかったりしました。

あと、ジャガイモ、ニンジン、たまねぎなど、レシピ通りの分量だと少なすぎるのではと、あえてバイブルに盾突いて適当に分量を増やしたりしました。材料が用意できれば、これらを刻んで調理器の鍋に放り込むだけです。(材料を刻むのがなかなか大変でした。)

しかし、勝手に材料の分量を増やしたりしているので、水の分量やカレールーの分量なども、えいやっと適当に増やして調理開始です。結果的には割と調整の幅があるものだと思いました。
調理開始までに準備するのはコレだけで良いのです。

これが回転式自動調理器「シェフドラム」。

機器の鍋に全ての材料と調味料を最初に全て投入してしまいます。
あと、スイッチを入れる前に、レシピ本で指定されたコード番号を入力し、本体の傾き(水平、傾き小、傾き大の3段階)と蒸気抜きフタの開閉状態をセットします。これでスタートスイッチを押すと、あとは出来上がりを待つだけです。

「シェフドラム」の動作風景はこんな感じで、なかなかダイナミックに動きます。
この傾きがミソです。


出来上がりは期待以上

何も手を出すこともなく、50分ほどでカレーが出来上がりました(^^)

器に盛ってしまうと、これを自動調理器が作ったことはわかりません(笑)
大きく切ったジャガイモもほっくり仕上がっています。
この自動調理器、なかなかの実力です。

キカイが材料を買いに行ってくれたり、食材を刻んだりするわけではないので、もちろん「全自動」ではありませんが、料理の途中経過の作業はすべて行ってくれる、それなりに便利なキカイであることを認識できました。

注意点は材料費の買い出しで、ここにお金をかけ過ぎないことです。
材料費が高額になってしまっては本末転倒、元も子もありません。

次のメニューにも 挑戦しようと思います(^^)