今回は、森の中にある素敵な水族館をご紹介します。
森の中の水族館
森の中にある水族館「山梨県立富士湧水の里水族館」、別名「森の中の水族館」は山梨県の南都留郡忍野村(おしのむら)の”さかな公園”の中にあります。
近くには有名な「忍野八海(おしのはっかい)」という富士山の伏流水に水源を発する8つの湧水池 があります。世界遺産富士山の構成資産の一部として認定された天然記念物です。
この水族館は、透明度の高い富士山の湧水を使った、ちょっと珍しい淡水魚専門の水族館です。
【園内に湧き出る富士の湧水】
珍しい魚がいっぱい
館内には海の魚とはまた違った趣のある、珍しいさかながたくさん展示されています。展示には工夫が凝らされており、割と頻繁に展示が更新されているので、何度行っても新しい発見があります。
メインの展示であるチョウザメ(左)。館内中央にある流水式の大水槽にはたくさんの淡水魚(右)。
アベニーパファーという魚(左)。
ちっちゃいけどちゃんとフグの仲間です(^^)
フラワーホーン(右)はユニークな見かけですが、人に懐く魚だそうです。
ドクターフィッシュ
展示の中でおもしろい魚がいました。「ガラ・ルファ」という魚です。ドクターフィッシュの通称で知られています。海外の旅行番組とかでご覧になったことはありませんか?
体長は10cmぐらいの淡水魚で、西アジアの河川に生息しています。37℃ぐらいの高い水温でも生息できるので、トルコでは温泉にもいるそうです。
普段のエサは藻類やプランクトンですが、人の古い角質を食べるのことで有名です。温泉やプールで人が入ると集まってきて、古くなった皮膚を食べてくれるのを旅番組などで紹介されています。
古い角質を安全に除去してくれ美容や治療に役立つということで、「ドクターフィッシュ」と言われているんですね。角質を食べてくれる刺激が、神経を活性化してくれるそうです。
身もココロも癒やされる「森の中の水族館」。
一度訪れてみたらいかがでしょうか(^^)
施設情報
森の中の水族館
〜 山梨県立富士湧水の里水族館 〜
〒401−0511
山梨県南都留郡忍野村忍草3098−1
さかな公園内
【近隣の見どころ施設】