
ICUでの出来事はまるで永遠のように感じましたが
物理的な時間にするとほんの僅か。
ひと晩と翌日の数時間にすぎません(^^;
手術後のこと
”地獄”のようなICUでの滞在経験を経て、ブログによる記録を見ると手術後6日目から再開していました、入院からではなんと9日目のことです。まだ数種のチューブをつながれた状態でしたので、寝たきり放心状態だったのでしょう(^^;
ICUから緩和ケア室という”中間的な部屋”(ナースステーションの近くで看護師さんがすぐに対応できる場所)に移り、さらにその後、元居た一般病室へ戻りました。このお話の日の4日ほど前のことです。
この日、術後6日目の状況ですが、手術結果の詳細についてはまだ説明してもらっていませんでした。回診の時にも改めてお話ししましょうね、と担当の医師(手術前後のケアを担当してくれるチームのリーダー)には言われていました。
この時期には、毎朝目覚めるとすぐに自分の身体の点検をしていました(笑)
自分の感覚では、顔面麻痺無し、めまい無し、ふらつき無し、味覚障害や見え方などにも異常は無しでした。
簡単に言うと術前と変わりないような感じです。術側の耳は多分聴こえてないと思うのですが、特に違和感はありません。むしろ耳鳴りが「油蝉」から「鈴虫」ぐらいに軽減されて快適?な状態でした。このまま続いてくれればなぁ。(そうはならなかったのですが…。)
さて、自分でもだんだん日付が混乱して来たのでここで少し整理することにしました。これまでの経過は、次のとおりです。
5月23日(水) 入院した日
24日(木) 手術前日
25日(金) この日午後3時から手術、手術後ICUへ
26日(土) この日の朝9時ごろ病棟のケア室へ移動、CT検査
27日(日) 一般病室(元いた部屋)へ戻る
28日(月) MRI検査 傷口の確認と包帯から圧迫バンドへ変更
29日(火) 点滴終了→内服薬へ変更
30日(水) 教授回診、術後初めての入浴(何と1人で)
と言うような感じです。若干間違っているかもしれませんが、概ねこの通りだったと思います。
回復の具合は
術後の”回復の具合”というのは、自分でも意外でしたが、徐々にというよりもいきなり良くなって来たという感じでした。術後4日目には身体に繋がれていたチューブ類が全部取れて、点滴棒無しで地下のコンビニまで買い物に行けるぐらいに回復しました。(これは私の場合なので、くれぐれも無理される事の無いように…。)
これは、私が特別頑丈というわけでは無く、身体に負担の少ない手術をしていただいたことや、その後のケアのお陰だと思います。

<<続きます>>